たかが土壁、されど土壁

きれいに完成しつつあった土壁を一部壊すことになりました。
仕上げのやり方が、文化財としての保存技術と違うからだそうです。
e0245124_16212921.jpg

職人さんにとってつらいのは、仕上がったものを壊すこと。
気持ちが沈みます。
e0245124_16223722.jpg

ヘリテージマネーシャーの山川さんに技術論を語っている左官職人の越猪さん。
遠くで工務店代表の直理さんが、ふたりの技術論を見守って聞いています。

どなたも、まじめ。
でも、やっぱり職人魂は熱かった。
e0245124_1627630.jpg

越猪さんの技術説明で、壁を再度壊してやり直す範囲は狭くなった。
良かった。

でも、若手左官さん達も、少し淋しそうに自分達の仕上げた壁を壊していた。

「文化財として残す!」
このプロジェクトは、最初の話し合いが重要だったように感じる。
e0245124_16351264.jpg


でも、今で良かった。
これから、奥屋敷と煉瓦塀の修復もあるので。

山川さんの指揮のもとに、新しいチームで奥屋敷修復工事は進んでいくそうです。
by ikinarii | 2017-05-08 16:31
<< 芋屋長兵衛商店が開店しました。 残すべき町家の今 >>