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空からの応援

4月22日土曜日、店のかたずけをしていたら外で通行人が空を見上げていました。
出てみると
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ブルーインパレスの飛行機が5機並んで飛んでいました。
熊本地震復興を願って空からの応援だそうです。
熊本城周辺と南阿蘇を飛ぶそうです。
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分かりにくいですが、ハートマークです。
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五輪のマーク。

何分かおきに飛んでくるので、音がして見に行く状態。

じっとその場で待っていたら、もっときれいに写せたかも。

何だか、じわ~と感動しました。空からの復興応援。

でも、これが北朝鮮からの攻撃だったら・・・。
なんて、考えて。

平和な日本でありたいと痛切に願います。
熊本地震は大変な体験でしたが、人も家も少しずつ確実に復興へと進んでいます。

この平和で前向きな時間を大切にしたいものです。
by ikinarii | 2017-04-24 01:39

町家再生の語りべ

西村創庫には、不思議な力があります。

建物の力と、そこで営んでいた人たちのエネルギーがある気がします。

愛おしく建物を大切にする人には。

なので、普通の生活をしてきた私たちが、西村創庫と関わるようになって、これまで全国の報道関係の取材を多く受けてきました。

町家再生と観光がテーマで。

熊本地震前のことです。

今は、観光に結びつく取材は少ないです。
まちなみは淋しいです。

そこで、西村創庫が、いち早く賑わいをみせようと、4月初旬から動き始めました。

今日は、池上彰さんが、新町古町を歩き、南阿蘇へ向かう取材がありました。
春陽食堂さんが、おもてなしされました。
団子汁と玄米おにぎりで。

私の役目は、町家を守ることが個人力では厳しい現実であることを伝える「語りベ役」

町家復興、修復、守り繋ぐことの大変さは、数分では語れません。

でも、語り続けます。

次世代の方へ、繋ぐまで。

家主西村さんが守り主の間は、私も語りべ役でお手伝いします。

報道が、熊本地震後の城下町をどう伝えるか???

今からが本当の復興の始まり。
1年後、2年後も取材に来てほしいと思います。

熊本の城下町の町家がどうなっていくのか?再生のようすを。
by ikinarii | 2017-04-16 15:22

主婦力のおかげ

西村創庫の右端に再オープンしたAIR。
岩﨑ちよみさんが、デザイン、縫製、販売までするショップです。
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ちよみさんとの出会いは、10年前位です。
陶芸家のローゼン三早枝さんの作陶展でお会いしました。
先に出会ったのは、ちよみさんの作品での方です。
陶芸家の存在感あるカップに合う布のコースターを探していました。
街中にギャラリーオフィスを出したので、作家の器と布作品を探していた時です。
ちよみさんは、センスが良いので、衣食住全体のセレクトが素敵です。
当時、専業主婦でした。
それが、色々とご縁があって今ではショップのオーナーデザイナーです。
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歴史ある町家の重厚感の中に、軽やかな色合いが町家全体を明るくしてくれます。
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町家再生&地産知笑復興プロジェクトで、とても貢献してくれている存在です。
被災した町家で、安全確認できた後いち早くショップをオープン。
ボランティアで活動される方が町家を使われた時のお世話から、光熱費までちよみさんの力で賄いました。
感謝しています。

ちよみさんの素敵な所は、謙虚な言動。
「好きなことでこの店にいることが倖せです」
と、いつも言われます。
器季家カフェのメンバーで、独立して今なお、町家を活かしてくれいます。

ご主人も色々と店の修復時に協力して下さいました。
ご家族の中で母親、妻、そして、ショップオーナ―として、賢くいきいきと輝く女性です。

これからも、活かしながら再生する町家をよろしくお願い致します。
by ikinarii | 2017-04-15 11:33

やり直し!

熊本市の指定景観重要建造物として、外観の修復工事を始めた西村邸。
でも、途中から目標が少し変わりました。
個人力での修復工事には、限界があります。
なので、文化財として残す価値があると認めてもらい、行政から建物全体の修復工事費用のサポートもお願いする方向で進めることになりました。

ここで問題が・・・。

壁の修復工事がやり直しになります。
文化財として登録をするにあたっては、色々と基準、規制があるそうです。
難しいことは、ヘリテージマネージャー山川さんに指揮をとってもらい技術者に伝えてもらいながら、今後の修復工事は進んでいきます。
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工事の要は左官工事。
九州でも左官技術の高いことで有名な越猪さんにも参加してもらっての打ち合わせ。
(色字クリック)
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大変ですね「登録文化財」として残すための修復工事。
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春陽食堂の後ろの壁塗りもやり直し。

さ~大変!
復興プロジェクトで集まって下さった方々なので、工事への協力はして下さるはずですが
半年ぐらい土壁が渇く間、作業用の壁が室内に出来ます。
店が少し狭くなります。

やっぱり私が考えてたいた通り、熊本地震後の修復工事は3年位はかかりそうです。
文化財としての町家をどう守りながら活かしていくのか???

関わる方々の意識が高くないと、なかなか前には進まないですね。
管理人も、心身の健康を保ちながら愛情深く見守るしかありません。
by ikinarii | 2017-04-15 07:47

芋屋長兵衛商店5月1日オープン

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by ikinarii | 2017-04-14 08:44

現場もんの信頼する人達

私は、現場主義の「現場もん」です。

生業は「住まいりんぐサポート」
私がつくった造語です。

暮らし方から始まる家づくりのお手伝い。
資金計画から土地探し、銀行融資、保険等の見直しなどのお金のプロと、建築家、施工者の家づくりのプロと輪をつくり、現場の職人さんまで和やかに笑顔で家づくりができ、
暮らし人も、心地良い家の完成に満足の笑顔になる。

住まいる=スマイル
りんぐ=和・輪・わ~の感動までの繋ぎ役。

どんなにかっこいい事を言っても、書いても、現場がそのようになっていないと、その人に魅かれないタイプ。

だから仕事付き合いも、企業の大きさや肩書きより、その人がいかに現場で自己実現、誠実な仕事ができているかをみます。

そこで大切なのが、
「信頼」です。

特に町家再生は新築の家づくりと違って、本当に現場で考えながら作業をすることが多くあります。
予算もありますが、「安全重視」の個所などは費用がかかることも覚悟しながら、専門家の知恵を集結させないといけません。スピードも必要です。
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昨日は、現場もんが信頼するお二人の打ち合わせ。
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後姿が頼もしい。
左側が、ヘリテージマネージャーであり、文化財ドクターの山川さん。
右側は直理建築設計事務所、ツブラホームの代表、直理さん。
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お二人とも、現場主義。
仕事という意識より、西村邸に関しては「守り繋いで欲しい」のお気持ちが強い。
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直理さんには
地震後、被災して暮らしが出来ない方々の修復工事で手一杯の現状の中、長い信頼関係で一緒に仕事をしてきたので、やはり西村邸修復工事のメンバーに入ってほしかったので、強引にお願いしました。
感謝しています。
そして、山川さんは震災前から西村邸を調査に来られていた繋がりでまた、新たな協力者として修復プロジェクトに参加して下さいました。
文化財に値する家の価値を認めて、積極的に相談にのって下さっています。
ありがたいです。
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お二人とも、堅強な職人気質をお持ちの方々です。

家主、西村さんやお子さん方も心強く思っていらっしゃいます。

もちろん、私も。

修復工事フローを確認しながら、これからも管理人は裏方で見守ります。
by ikinarii | 2017-04-09 07:06

熊本の地域力

6年前、東日本大震災後、建築家安藤忠雄氏が熊本に講演に来られました。
講演代と書籍販売代を、東北の被災した地域に寄付するために。

ちょうどその頃、熊本新幹線が会通した時期です。
熊本人総出で、祝うはずの時期。
残念ですが、お祭り騒ぎは自粛ムードの時でした。

まさかその時は、5年後に熊本地震が起こることなど誰も予想していないで、講演を聞いていたはず。

テーマは「地域を活かすためには、自然を取り戻すこと」の講演。

最後に、会場の方に「質問はありませんか?」と司会者の声。

ひとりの男性が手をあげました。

新幹線開通で熊本のまちなみは活性化するでしょうか?」

その時の安藤氏の回答は

「無理だろうね。新幹線や行政に頼ってもまちなみは変わらない。その町のひとりひとりが、町の案内人として情熱をもって、地域みんなで盛り上げないと。
新幹線客は熊本を通過して、終点鹿児島へ行くだろう。
熊本城と阿蘇だけに集中して、まちなかを散策とはいかないかもね」

安藤氏の辛口の意見と声は今でも憶えています。

でも、私はその時奮起したのです。

「よ~し!熊本人の力を出そう!あの町家を再生しよう!」
と、何の得策も、事業計画も無く、西村邸を借りることを決めました。

地域人でなく、無謀人です。私は。

最近見つけた本
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発行人 柏木正博  発行所 大正大学出版会

やはり、狭い日本の田舎の地域にはまだまだ原石のお宝がいっぱいある気がします。

地元の人は、自分の足元は見ないで、遠い所に憧れを追っているのかもしれません。

今回、新町古町の、城下町の歴史ある建物が被災しました。
この建物たちは、熊本の歴史文化のお宝だと思います。

地震前から、このお宝をどうして守り繋いでいくのか?
いつもひとりで考えていました。

その結果が「点」の存在を確立する!です。

西村創庫は、まちなみから見れば「点」の存在です。

でも、その点が輝いて活かしながら守られていたら、他のお宝の点も刺激になり、守りびと、繋ぎびとが動き出すのではないかと考えました。

これからが、本当の地域力を発揮するときです。

壊さず活かす!町家再生・地産地笑復興プロジェクト。

ばかもんの私は、若もんとよそもんのお力を借りながら、ゆる~と流れを止めることなく進めていきます。

お宝磨きを。
by ikinarii | 2017-04-08 09:25

春陽食堂オープン

4月8日、西村創庫内に春陽食堂オープン。
西村創庫のコンセプトは、
町家再生と地産知笑復興プロジェクト。

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春陽食堂は「食」の地産知笑スペース。
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予約制のお昼ご飯とカフェ。
料理教室やワークショップ、作品展。
農産物の販売などなど。
美味しく体に良いものを伝える場所になります。
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食べて美しく健康に!
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食育にも力を入れている女将、相藤春陽さんの活躍が楽しみです。
by ikinarii | 2017-04-07 08:31

町家復興プロジェクト・みんなのちから

桜の開花で、唐人町の明八橋付近も春色です。
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熊本地震前には、地域の花見がこの橋の上で行われていました。

「花見を明八橋から」の想いは皆さん同じで、待っているはず。
来年はまた賑やかになるのでしょうね。良かったです。

そして、
最近器季家カフェの荷物整理の中から3枚のレポートが出てきました。
読み返したら、6年前の私の想い。
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全く想いがぶれていません。

分かりました。理解できました。
熊本地震後、何とかこの町家を修復してまた新しい風を入れなくては!!!
と強く感じて行動した理由が。

①まちなかの活性化

②熊本文化のインフォメーション的役割

③熊本若手作家の紹介

④熊本食のブランドプロデュース

⑤6次化産業のプロデュース

⑥町家再生相談室

⑦西村邸の活かし方協力

読み返して、私のやってきたことは間違いなかったと確信しました。

気がつかないままに、私の体の芯に沁み込んでいた想いです。
商売や私利私欲ではない、純粋な想いは今も、これからも続くはずです。


町家を守っている個人力に限界を感じている今、それぞれの皆さんが信頼できる方々と協力し合って
建物、まちなみ、文化、観光を、どう進めていけば良いのか。

行政も個人も真剣に向き合って考える時です。

これが出来て、初めて熊本城下町復興が出来たという時だと思います。

小さな小さな、ありんこくらいのチカラの私が、ここまで動けたのは
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やっぱり西村邸の建物に一目惚れしたからでしょうね。

私は、尽くす女です。^0^

でも、私の個人力も限界に近い状態です。

なので
今春からは、みんなの力を借りて「町家再生・まちなみ復興」が始まります。

町家復興プロジェクトメンバー

芋屋長兵衛商店
AIR
春陽食堂

それぞれの皆さんの力も借りながら、行政力を信頼しながら店蔵、奥屋敷の修復工事はゆっくりですが進んでいくと思います。

感謝です。

みんなのちからに❤
by ikinarii | 2017-04-06 11:03

まちなみと町家

グループ補助金で、町家を再生される方が動き始めました。
嬉しいことです。

もう自分だけの、個人だけの力で、歴史ある町家を守って行くことは大変なこと。

西村創庫と、奥屋敷が、見た目凛としているのは、これまでに個人力で高額な費用をかけて補修やメンテナンスをしてきたから。

人の想いとお金もかけて守ってきた町家が、進化する時が来ました。

伝統やブランドは、守るものと進化させるものを意識しながら次世代へ繋ぐものかもしれません。

壊して建てる。

今、まちなかでもこの風景が目に入ります。

悲しく、寂しいことです。

せめて「核」になる町家だけでも、活き残り作戦を進めていきたいものです。

みんなの力で。
by ikinarii | 2017-04-05 07:00