<   2016年 08月 ( 5 )   > この月の画像一覧

楽天知命

日曜日、まちなみトラストの臨時事務所になった器季家にいます。
ひとりで。
e0245124_12485920.jpg

100年前、建替え前の家の床の間の一枚板で創ったテーブル。

西村さんから、「使って!」と言われ、ブルーシートに包まれて倉庫の隅にあった、この板の存在を知りました。
真っ黒で、とにかく洗いました。そして、浮き出てきた木目。
貫録があります。

そんなことを思いだす懐かしい時間です。
静かな店内も良いですね。

これから修復工事が始まるまでの間、静かな時間も楽しみたいと思える、心のゆとりも出来ました。

正面に飾ってるある「楽天知命」の書。
熊本の女性書道家、稲田春逕さんの作品。
e0245124_1384290.jpg

50才を過ぎて、この言葉の意味に共感して今、この空間に飾ってあります。

天からの使命を知り、喜んでそれを全うする。

私が、この町屋に魅かれ、色々紆余曲折ありながらも守りたいと強く思うのは?!

これは、単純に「好きな場所」ということ以上に、何か見えないもので操られているような気さえします。

それは、前世と今世の縁なのか?
私自身のルーツにある建築職人の応援なのか?
分かりません。

使命と表現すれば、とても重く感じますが、楽天の「楽しく」と考えれば、この町家とのご縁を感謝するばかりです。

あと何年、この町家に関わる事が出来るのかは、分かりませんが、
年を重ねても、風格があり心地よい空間にはしたいものです。

これが私の、この町家に対する楽天知命。
[PR]
by ikinarii | 2016-08-28 13:08

仏師の存在

仏間の修復をどうするか?
色々とご縁を通じて、仏師さんが昨日来て下さいました。
名刺には、仏像彫刻、文化財保存修復と書いてありました。
e0245124_1483279.jpg

福岡県の糸島から職人さんと来て下さった浦さんに仏間をみて頂きました。
紹介して頂いた、熊本博物館の竹原学芸員に感謝します。

仏師という仕事があることを、初めて知りました。
e0245124_14101654.jpg

仏具以下にも、仏間の屋根の修復もアドバイスをいただきました。
e0245124_14111990.jpg

「守り役」の西村さんにとって、仏間もひとつの悩みの場所でした。
仏壇の飾りなどを、どう直していけば良いのか?
と。

大変ですね。
お金も、時間も。引継ぎも。

歴史的町家の修復工事は、まだ始まったばかりです。
[PR]
by ikinarii | 2016-08-24 14:14

何とかここまで。

西村邸のトイレ洗面所の落ちた壁を修復させました。
e0245124_13412020.jpg

室内に養生で敷いていたブルーシートも、どうにか片付ける状況になりました。
昨日も、暑かった。
その中で、屋根工事をされた職人さんのシャツ。
e0245124_134312.jpg

午前中の作業で、汗でびっしょり。
午後からは着替えて、またひと踏ん張りして下さいました。

これで、屋根の雨漏りは一応大丈夫だと思います。
後は、台風の時確認するしかないのかも。

今年は、台風が熊本を直撃しないことを祈るのみです。

これからは、熊本市の許可が出たら、煉瓦の補修工事と前面の壁補修から始まるはずです。

来年の春には完成することを望みながら、今は「待つ」のみ。
[PR]
by ikinarii | 2016-08-18 13:46

猛暑の工事

西村邸のトイレの壁は、塗壁で崩れました。
その修復工事が、もうすぐ完成。
今日は、木壁塗装の工事。
e0245124_20383297.jpg

職人さんの出入りが多いので、室内のブルーシートは、なかなかかたづけることは出来ません。
e0245124_20395491.jpg

アンティークタイルは健在です。
良かった。

猛暑の工事は、職人さんも大変です。
室内でも熱中症になりそうです。


ゆっくり、無理せず、西村邸修復工事は進めていきたいものですね。
[PR]
by ikinarii | 2016-08-08 20:40

つくるdeつなぐ布作家

e0245124_1914571.jpg

器季家のテーマは、「つくるdeつなぐ」でした。
その想いを継いでくれているのが、7月から店の一部で営業を再開したちよみさん。
布作家です。
e0245124_1916083.jpg

外の修復工事が始まった店内で、コツコツと手仕事を続けています。
e0245124_19172193.jpg

外の痛々しい土壁の状態を感じさせない、明るい雰囲気のコーナーです。
[PR]
by ikinarii | 2016-08-02 19:18