熱く語らずとも・・・。

町家見学で以前から気になっていた西村邸を見学したのは平成22年の2月。
その半年後には、何もない倉庫でかき氷と冷やしいきなり団子を皆さんにもてなしていました。

空間をどう活かすかのイメージをしていた時期。
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そして、やっと器季家カフェをオープンすると決めて内装工事。
カフェがしたかったのではなく、人が集まる空間を創りたいと思ったから。

自己資金0の無謀な計画の中、銀行や市役所、商工会議所、国の金融機関にも足を運びました。

そして同じことを何回も語りました。熱く。

城下町が淋しい状態。
町家を活かしながら守りたい。
熊本産のものを紹介したい。

どこへ行っても何回も熱く語りましたが、皆さんクール。

そして、今。
ピンチがチャンス。
不幸中の幸い。

これまで6年熱く語ってきた、町家再生と地産知笑を私が語らずとも、色々と進み始めました。
喉が枯れ、気力もなくなるほど通じない気持ち。

それが、今は「文化財登録」に向けて進みだしたので、後は専門家の方が動き始めるはず。
私は現場管理者として、工事を見守る立場で。

西村創庫も、芋屋長兵衛商店、AIR、春陽食堂という三つのブースで「地産知笑」をキーワードに営業が始まりました。
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やっとのやっとですが
周りを見れば、かなり速いスピードで西村創庫は再生に向かっています。
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後は、奥屋敷と煉瓦塀の修復工事を見守っていけば、私が考える3年計画はほぼ予定通りにいきそうです。

西村創庫の管理人。
もう熱く語らずとも、願いは前に進んでいます。

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後は次世代の繋ぎびとたちに、城下町のまちなみ活性化や町家再生と地産知笑のやり方を伝えていくのが私のやりたいこと。
# by ikinarii | 2017-05-01 07:18

近所のようす

地震後、近所の明八橋が残ったことに驚いた。

先人の石工の凄い技ですね。
明八橋の通り向こうのコンクリート住宅は全壊で解体中です。
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地盤も悪かったようですが。
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石橋は、修復も終えています。
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この石橋も、多くの歴史の流れを見守って来たのでしょうね。

西村邸同様、守るべき建造物のひとつです。
# by ikinarii | 2017-04-25 09:11

空からの応援

4月22日土曜日、店のかたずけをしていたら外で通行人が空を見上げていました。
出てみると
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ブルーインパレスの飛行機が5機並んで飛んでいました。
熊本地震復興を願って空からの応援だそうです。
熊本城周辺と南阿蘇を飛ぶそうです。
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分かりにくいですが、ハートマークです。
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五輪のマーク。

何分かおきに飛んでくるので、音がして見に行く状態。

じっとその場で待っていたら、もっときれいに写せたかも。

何だか、じわ~と感動しました。空からの復興応援。

でも、これが北朝鮮からの攻撃だったら・・・。
なんて、考えて。

平和な日本でありたいと痛切に願います。
熊本地震は大変な体験でしたが、人も家も少しずつ確実に復興へと進んでいます。

この平和で前向きな時間を大切にしたいものです。
# by ikinarii | 2017-04-24 01:39

町家再生の語りべ

西村創庫には、不思議な力があります。

建物の力と、そこで営んでいた人たちのエネルギーがある気がします。

愛おしく建物を大切にする人には。

なので、普通の生活をしてきた私たちが、西村創庫と関わるようになって、これまで全国の報道関係の取材を多く受けてきました。

町家再生と観光がテーマで。

熊本地震前のことです。

今は、観光に結びつく取材は少ないです。
まちなみは淋しいです。

そこで、西村創庫が、いち早く賑わいをみせようと、4月初旬から動き始めました。

今日は、池上彰さんが、新町古町を歩き、南阿蘇へ向かう取材がありました。
春陽食堂さんが、おもてなしされました。
団子汁と玄米おにぎりで。

私の役目は、町家を守ることが個人力では厳しい現実であることを伝える「語りベ役」

町家復興、修復、守り繋ぐことの大変さは、数分では語れません。

でも、語り続けます。

次世代の方へ、繋ぐまで。

家主西村さんが守り主の間は、私も語りべ役でお手伝いします。

報道が、熊本地震後の城下町をどう伝えるか???

今からが本当の復興の始まり。
1年後、2年後も取材に来てほしいと思います。

熊本の城下町の町家がどうなっていくのか?再生のようすを。
# by ikinarii | 2017-04-16 15:22

主婦力のおかげ

西村創庫の右端に再オープンしたAIR。
岩﨑ちよみさんが、デザイン、縫製、販売までするショップです。
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ちよみさんとの出会いは、10年前位です。
陶芸家のローゼン三早枝さんの作陶展でお会いしました。
先に出会ったのは、ちよみさんの作品での方です。
陶芸家の存在感あるカップに合う布のコースターを探していました。
街中にギャラリーオフィスを出したので、作家の器と布作品を探していた時です。
ちよみさんは、センスが良いので、衣食住全体のセレクトが素敵です。
当時、専業主婦でした。
それが、色々とご縁があって今ではショップのオーナーデザイナーです。
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歴史ある町家の重厚感の中に、軽やかな色合いが町家全体を明るくしてくれます。
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町家再生&地産知笑復興プロジェクトで、とても貢献してくれている存在です。
被災した町家で、安全確認できた後いち早くショップをオープン。
ボランティアで活動される方が町家を使われた時のお世話から、光熱費までちよみさんの力で賄いました。
感謝しています。

ちよみさんの素敵な所は、謙虚な言動。
「好きなことでこの店にいることが倖せです」
と、いつも言われます。
器季家カフェのメンバーで、独立して今なお、町家を活かしてくれいます。

ご主人も色々と店の修復時に協力して下さいました。
ご家族の中で母親、妻、そして、ショップオーナ―として、賢くいきいきと輝く女性です。

これからも、活かしながら再生する町家をよろしくお願い致します。
# by ikinarii | 2017-04-15 11:33