町家再生の語りべ

西村創庫には、不思議な力があります。

建物の力と、そこで営んでいた人たちのエネルギーがある気がします。

愛おしく建物を大切にする人には。

なので、普通の生活をしてきた私たちが、西村創庫と関わるようになって、これまで全国の報道関係の取材を多く受けてきました。

町家再生と観光がテーマで。

熊本地震前のことです。

今は、観光に結びつく取材は少ないです。
まちなみは淋しいです。

そこで、西村創庫が、いち早く賑わいをみせようと、4月初旬から動き始めました。

今日は、池上彰さんが、新町古町を歩き、南阿蘇へ向かう取材がありました。
春陽食堂さんが、おもてなしされました。
団子汁と玄米おにぎりで。

私の役目は、町家を守ることが個人力では厳しい現実であることを伝える「語りベ役」

町家復興、修復、守り繋ぐことの大変さは、数分では語れません。

でも、語り続けます。

次世代の方へ、繋ぐまで。

家主西村さんが守り主の間は、私も語りべ役でお手伝いします。

報道が、熊本地震後の城下町をどう伝えるか???

今からが本当の復興の始まり。
1年後、2年後も取材に来てほしいと思います。

熊本の城下町の町家がどうなっていくのか?再生のようすを。
[PR]
# by ikinarii | 2017-04-16 15:22

主婦力のおかげ

西村創庫の右端に再オープンしたAIR。
岩﨑ちよみさんが、デザイン、縫製、販売までするショップです。
e0245124_1122269.jpg

ちよみさんとの出会いは、10年前位です。
陶芸家のローゼン三早枝さんの作陶展でお会いしました。
先に出会ったのは、ちよみさんの作品での方です。
陶芸家の存在感あるカップに合う布のコースターを探していました。
街中にギャラリーオフィスを出したので、作家の器と布作品を探していた時です。
ちよみさんは、センスが良いので、衣食住全体のセレクトが素敵です。
当時、専業主婦でした。
それが、色々とご縁があって今ではショップのオーナーデザイナーです。
e0245124_11284144.jpg

歴史ある町家の重厚感の中に、軽やかな色合いが町家全体を明るくしてくれます。
e0245124_1130736.jpg

町家再生&地産知笑復興プロジェクトで、とても貢献してくれている存在です。
被災した町家で、安全確認できた後いち早くショップをオープン。
ボランティアで活動される方が町家を使われた時のお世話から、光熱費までちよみさんの力で賄いました。
感謝しています。

ちよみさんの素敵な所は、謙虚な言動。
「好きなことでこの店にいることが倖せです」
と、いつも言われます。
器季家カフェのメンバーで、独立して今なお、町家を活かしてくれいます。

ご主人も色々と店の修復時に協力して下さいました。
ご家族の中で母親、妻、そして、ショップオーナ―として、賢くいきいきと輝く女性です。

これからも、活かしながら再生する町家をよろしくお願い致します。
[PR]
# by ikinarii | 2017-04-15 11:33

やり直し!

熊本市の指定景観重要建造物として、外観の修復工事を始めた西村邸。
でも、途中から目標が少し変わりました。
個人力での修復工事には、限界があります。
なので、文化財として残す価値があると認めてもらい、行政から建物全体の修復工事費用のサポートもお願いする方向で進めることになりました。

ここで問題が・・・。

壁の修復工事がやり直しになります。
文化財として登録をするにあたっては、色々と基準、規制があるそうです。
難しいことは、ヘリテージマネージャー山川さんに指揮をとってもらい技術者に伝えてもらいながら、今後の修復工事は進んでいきます。
e0245124_7205911.jpg

工事の要は左官工事。
九州でも左官技術の高いことで有名な越猪さんにも参加してもらっての打ち合わせ。
(色字クリック)
e0245124_7275269.jpg

大変ですね「登録文化財」として残すための修復工事。
e0245124_729812.jpg

春陽食堂の後ろの壁塗りもやり直し。

さ~大変!
復興プロジェクトで集まって下さった方々なので、工事への協力はして下さるはずですが
半年ぐらい土壁が渇く間、作業用の壁が室内に出来ます。
店が少し狭くなります。

やっぱり私が考えてたいた通り、熊本地震後の修復工事は3年位はかかりそうです。
文化財としての町家をどう守りながら活かしていくのか???

関わる方々の意識が高くないと、なかなか前には進まないですね。
管理人も、心身の健康を保ちながら愛情深く見守るしかありません。
[PR]
# by ikinarii | 2017-04-15 07:47

芋屋長兵衛商店5月1日オープン

e0245124_8434218.jpg

e0245124_8443359.jpg

e0245124_8454381.jpg

[PR]
# by ikinarii | 2017-04-14 08:44

現場もんの信頼する人達

私は、現場主義の「現場もん」です。

生業は「住まいりんぐサポート」
私がつくった造語です。

暮らし方から始まる家づくりのお手伝い。
資金計画から土地探し、銀行融資、保険等の見直しなどのお金のプロと、建築家、施工者の家づくりのプロと輪をつくり、現場の職人さんまで和やかに笑顔で家づくりができ、
暮らし人も、心地良い家の完成に満足の笑顔になる。

住まいる=スマイル
りんぐ=和・輪・わ~の感動までの繋ぎ役。

どんなにかっこいい事を言っても、書いても、現場がそのようになっていないと、その人に魅かれないタイプ。

だから仕事付き合いも、企業の大きさや肩書きより、その人がいかに現場で自己実現、誠実な仕事ができているかをみます。

そこで大切なのが、
「信頼」です。

特に町家再生は新築の家づくりと違って、本当に現場で考えながら作業をすることが多くあります。
予算もありますが、「安全重視」の個所などは費用がかかることも覚悟しながら、専門家の知恵を集結させないといけません。スピードも必要です。
e0245124_6514446.jpg

昨日は、現場もんが信頼するお二人の打ち合わせ。
e0245124_6525781.jpg

後姿が頼もしい。
左側が、ヘリテージマネージャーであり、文化財ドクターの山川さん。
右側は直理建築設計事務所、ツブラホームの代表、直理さん。
e0245124_6571983.jpg

お二人とも、現場主義。
仕事という意識より、西村邸に関しては「守り繋いで欲しい」のお気持ちが強い。
e0245124_6584180.jpg

直理さんには
地震後、被災して暮らしが出来ない方々の修復工事で手一杯の現状の中、長い信頼関係で一緒に仕事をしてきたので、やはり西村邸修復工事のメンバーに入ってほしかったので、強引にお願いしました。
感謝しています。
そして、山川さんは震災前から西村邸を調査に来られていた繋がりでまた、新たな協力者として修復プロジェクトに参加して下さいました。
文化財に値する家の価値を認めて、積極的に相談にのって下さっています。
ありがたいです。
e0245124_74555.jpg

お二人とも、堅強な職人気質をお持ちの方々です。

家主、西村さんやお子さん方も心強く思っていらっしゃいます。

もちろん、私も。

修復工事フローを確認しながら、これからも管理人は裏方で見守ります。
[PR]
# by ikinarii | 2017-04-09 07:06