大江のきらきらさん。
奥様のお母様の実家を借りて、ショップカフェをされていました。 熊本地震後、私自身の事でバタバタして、どうなっているのかあの町家は?!と気になりながら 町家は健在か?確認できませんでした。 先日、時間があったので、「そうだ!行って見よう」と思い伺いました。 看板は出ています。 そして町家があった!!! お店もオープンしていました。 良かった!!! 奥様の優しい笑顔に、ほっとしました。 被災した箇所もあったそうですが、大工さんに補修してもらい何とか住める状態になりました。とのこと。 一階が店舗で、二階はお住まいです。 趣きのある町家が、まだ残っていた事は、私にとっても嬉しいこと。 唐人町界隈では、こんな雰囲気の町家はもうないです。特に商いをしてる町家は。 オーガニック珈琲を頂きながら、お話ししました。 私は、きらきらのご夫妻の一年の過ごし方に憧れていました。 毎年、年末年始4ヶ月位はお店を閉めて、東南アジア方面へ仕入れの旅に出かけられます。 そんな暮らし方に憧れます。 デザインをして、現地の方に作ってもらいオリジナルの洋服や小物も販売されています。 文化や手仕事を伝える町家。 唐人町にもこんな町家があったら楽しいと思います。 でも、現実は解体されて空地が増えています。 そして、駐車場やマンションになります。きっと。 淋しい現実を何とかしたいですね・・・。 #
by ikinarii
| 2017-05-21 16:43
5月1日にオープンした芋屋長兵衛商店。
連休は休みで、昨日が本格的な開店!でした。 会長の香山さんは、 「ゆる~と」で良いです。と言って宣伝もしていません。 私から、郷土のお菓子「いきなり団子」を売って欲しいとお願いしました。 農場で芋をつくることから始めて、団子をつくり国内だけでなく、海外まで販売に行く農業生産法人会社。 芋屋長兵衛商店の出店。 スタッフは、器季家カフェの常連客だった方。素敵な女性です。 Mさんごめんね。目をつぶった写真になりました。 実物は、もっと可愛いのでお店にお越しくださいね。 天然素材の黒糖、ヨモギ、桜、紫、プレーンの五色の団子が並んでいます。 芋チップも食べだしたら止まりません。 芋太鼓は季節限定で、芋の甘納豆。これも人気商品です。 これからの季節は、冷凍の焼き芋やアイスもおススメです。 熊本ブランド発信町家。 これで、西村創庫三店舗が整いました。 修復工事をやりながら、活かして守る町家の再出発です。 #
by ikinarii
| 2017-05-09 08:00
きれいに完成しつつあった土壁を一部壊すことになりました。
仕上げのやり方が、文化財としての保存技術と違うからだそうです。 職人さんにとってつらいのは、仕上がったものを壊すこと。 気持ちが沈みます。 ヘリテージマネーシャーの山川さんに技術論を語っている左官職人の越猪さん。 遠くで工務店代表の直理さんが、ふたりの技術論を見守って聞いています。 どなたも、まじめ。 でも、やっぱり職人魂は熱かった。 越猪さんの技術説明で、壁を再度壊してやり直す範囲は狭くなった。 良かった。 でも、若手左官さん達も、少し淋しそうに自分達の仕上げた壁を壊していた。 「文化財として残す!」 このプロジェクトは、最初の話し合いが重要だったように感じる。 でも、今で良かった。 これから、奥屋敷と煉瓦塀の修復もあるので。 山川さんの指揮のもとに、新しいチームで奥屋敷修復工事は進んでいくそうです。 #
by ikinarii
| 2017-05-08 16:31
熊本市現代美術館へ行ってきました。
西村邸の写真もありました。 店蔵の部分だけです。 でも、この写真では、西村邸全体の被災状況は分かりません。 そして、本当の修復工事は今からだということも。 文化財としても残すべき建物としての素晴らしさは、奥屋敷の佇まいを見ていただければ分かります。 「町家の被災と今」というテーマで写真が出してあったのは 吉田松花堂、ピュアリィ、塩胡椒の4軒でした。 でも本当は熊本の城下町で文化財として残したい建物はまだ多くあるはずです。 そして、近くで知る人、感じる人達には、もどかしく厳しい現実もあります。 #
by ikinarii
| 2017-05-07 08:02
町家見学で以前から気になっていた西村邸を見学したのは平成22年の2月。
その半年後には、何もない倉庫でかき氷と冷やしいきなり団子を皆さんにもてなしていました。 空間をどう活かすかのイメージをしていた時期。 そして、やっと器季家カフェをオープンすると決めて内装工事。 カフェがしたかったのではなく、人が集まる空間を創りたいと思ったから。 自己資金0の無謀な計画の中、銀行や市役所、商工会議所、国の金融機関にも足を運びました。 そして同じことを何回も語りました。熱く。 城下町が淋しい状態。 町家を活かしながら守りたい。 熊本産のものを紹介したい。 どこへ行っても何回も熱く語りましたが、皆さんクール。 そして、今。 ピンチがチャンス。 不幸中の幸い。 これまで6年熱く語ってきた、町家再生と地産知笑を私が語らずとも、色々と進み始めました。 喉が枯れ、気力もなくなるほど通じない気持ち。 それが、今は「文化財登録」に向けて進みだしたので、後は専門家の方が動き始めるはず。 私は現場管理者として、工事を見守る立場で。 西村創庫も、芋屋長兵衛商店、AIR、春陽食堂という三つのブースで「地産知笑」をキーワードに営業が始まりました。 やっとのやっとですが 周りを見れば、かなり速いスピードで西村創庫は再生に向かっています。 後は、奥屋敷と煉瓦塀の修復工事を見守っていけば、私が考える3年計画はほぼ予定通りにいきそうです。 西村創庫の管理人。 もう熱く語らずとも、願いは前に進んでいます。 後は次世代の繋ぎびとたちに、城下町のまちなみ活性化や町家再生と地産知笑のやり方を伝えていくのが私のやりたいこと。 #
by ikinarii
| 2017-05-01 07:18
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熊本ブランド発信町家
大正時代から凛と佇む店蔵に魅かれ、
再生しながら見守っていきたいと思い 西村創庫の管理人となりました。 熊本の歴史の中で育まれてきた、衣食住文化を カタチにして発信し、 見えない感性も伝える 町家です。 「ひと・手仕事・空間」 熊本のよかもんを残し繋ぎたい! 世界に伝えていきたい! と熱く想う日々です。 西村創庫管理人 東 久美子 090‐9070‐8168 カテゴリ
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